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なんだかファンデーションの毛穴落ちがひどい、肌のキメが粗くなった気がする…。もし鏡を見てそう感じるなら、それは「たるみ毛穴」が原因かもしれません。
たるみ毛穴は、肌のハリや弾力が失われることで、毛穴がキュッと丸い形を保てなくなり、しずくのように縦に伸びてしまう状態です。
たるみ毛穴は、顔全体をたるんで見せ、一気に老け顔印象を加速させてしまいます。このたるみ毛穴を放置すると、さらに悪化してしまうことも。
この記事では、たるみ毛穴ができるメカニズムから、今日からすぐに始められる引き締めケア、そして予防法までを徹底的に解説します。たるみ毛穴に悩むあなたも、この記事を読んで一緒にハリのある若々しい肌を取り戻しましょう。
なぜできる?たるみ毛穴のメカニズム
たるみ毛穴の主な原因は、加齢による肌のハリや弾力の低下です。
私たちの肌は、コラーゲンやエラスチンといった成分が網目状に張り巡らされることで、ピンとした弾力を保っています。
しかし、加齢や紫外線、乾燥などの影響でこれらの成分が減少・変性すると、肌全体が重力に逆らえずにたるんでしまいます。
その結果、毛穴まわりの皮膚がゆるみ、毛穴が楕円形に広がり、縦に伸びたように見えてしまうのです。
これが、いわゆる「たるみ毛穴」の正体。
たるみ毛穴は、頬やフェイスラインなど、重力の影響を受けやすい部分にできやすいのが特徴です。また、過剰な皮脂分泌も毛穴を押し広げる要因となり、たるみ毛穴を悪化させる一因となります。
たるみ毛穴を撃退するスキンケア成分
たるみ毛穴ケアで最も重要なのは、肌のハリ・弾力を取り戻すことです。そのためには、以下の成分が配合されたスキンケアアイテムを選びましょう。
- ビタミンC誘導体:コラーゲンの生成をサポートし、肌にハリを与えます。また、皮脂分泌を抑える効果も期待できます。
- レチノール:肌のターンオーバーを促進し、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことで、肌のハリや弾力を高めます。
- ナイアシンアミド:コラーゲンの生成をサポートするだけでなく、バリア機能を高める効果もあります。
- ヒト幹細胞培養液:肌細胞そのものに働きかけ、肌の根本的な再生を促すとして注目されている成分です。
これらの成分を毎日のお手入れに取り入れることで、肌の内側からふっくらとハリが蘇り、毛穴が目立ちにくい状態へと導いてくれます。
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毎日の洗顔と保湿ケアで毛穴を引き締める
たるみ毛穴をこれ以上悪化させないためには、毎日の正しい洗顔と保湿が不可欠です。
まず、洗顔では、ゴシゴシと力を入れて洗うのは絶対にやめましょう。肌への摩擦はたるみを悪化させる原因になります。たっぷりの泡で優しく肌を包み込むように洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぎます。
そして、洗顔後はすぐに化粧水で水分を補給し、乳液やクリームでしっかりとフタをしましょう。
このとき、化粧水はハンドプレスで肌に押し込むように浸透させるのが効果的です。
また、肌の乾燥はたるみ毛穴を悪化させるため、保湿力の高いアイテムを選び、うるおいで満たされた状態をキープすることが大切です。
食事や睡眠で内側から肌にハリを与える
スキンケアだけでなく、日々の生活習慣を見直すこともたるみ毛穴の改善には欠かせません。
食事では、コラーゲンの材料となるタンパク質や、その生成を助けるビタミンCを積極的に摂りましょう。鶏肉、魚介類、大豆製品、ブロッコリー、パプリカなどがおすすめです。
また、睡眠は肌のゴールデンタイムです。睡眠中に分泌される成長ホルモンが、肌の修復や再生を促してくれます。質の良い睡眠を7時間程度は確保するよう心がけましょう。
さらに、紫外線は肌のコラーゲンやエラスチンを破壊する最大の敵です。一年中、日焼け止めを塗るなどして紫外線対策を徹底しましょう。
顔ヨガやマッサージでたるみを引き上げる
たるみ毛穴を改善するには、表情筋を鍛えることも効果的です。表情筋が衰えると、肌を支えきれなくなり、たるみを引き起こします。
- 顔ヨガ:「あ」「い」「う」「え」「お」と大きく口を動かす
- マッサージ:お風呂上がりなどに、フェイスラインから耳の下、首筋へとリンパを流すように優しくマッサージする
これらのケアを習慣にすることで、顔全体が引き締まり、たるみ毛穴も目立ちにくくなります。
ただし、強い力で肌をこすると、かえってたるみを悪化させてしまうため、必ず滑りの良いクリームやオイルを使って優しく行いましょう。
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